ふるさと彦根未来会議 第2回総会 議事録

平成13年1月28日(日) 彦根商工会議所 4F 

1 開会 (司会者)

2 会長挨拶 (山内代表)

 皆さんこんにちは。特に動員をしたわけでもなく、参加者があるのか心配していましたが、皆さんご出席有難うございます。この未来会議は、住民参加のまちづくりを目指して、市民1人1人が自由に参加できる任意団体です。政治的中立性を保ちながらも、この会の充実を図りながら、近い将来オンブズマン的な役割をも持った存在にして行きたいというのが私の希望です。また、多くの市民に市政の方向性を考えていただく意味でも、近く行われる市長選挙をはじめ各種の選挙について、Web上の討論会を企画すればどうかと考えています。実質は今日が始めての全体総会ですので皆様からの活発なご意見を期待致しております。(要旨)

3 議長紹介  議長就任(中居理事) 

この未来会議は会員の方々が職業や立場にとらわれることなく、自由に彦根について問題提起や意見を述べる会ですのでよろしくお願い致します。

  1) 会員紹介  出席者全員が自己紹介する

  2) 未来会議設立の経過報告と会則(小林理事長)

  昨年初秋の頃から、彦根市に想いを寄せる2、3の人たちが集まってよりよい彦根を作るために市民参加を促進する仕組みが必要だとの見地に立ち、IT技術の進歩を踏まえて政治色のない団体を立ち上げることを想いつきました。以来、10数名の発起人の皆さんと共に6回、約20時間の協議を重ね、去る12月27日に当初の役員を選出する為の総会を開催し、ふるさと彦根未来会議を発足させました。この会の性格については先ほど代表からお話がありましたが、政治的には特定の人物や政治勢力に与することなく、しかし住民の率直な気持を市政に伝えて行くために会則にある様々な活動を行って行きたいと考えております。会則についてはお配りした資料の通りです。行政からの補助を受けずに活動する割に会費が個人会員で500円と安く苦しい財政状況ですが、賛同者を募ってこれから内容の充実に努めて行きたいと考えますのでご協力をお願い致します。(要旨)

  3) 未来会議の方向性について(引き続き説明)

(1) 高齢者に優しいまち

・高齢者の生き甲斐と、居世代間交流の場として生活文化・生活の知恵などの継承・伝承図れるコミュニティースペースの設置。
・高齢者が趣味や労働としての「作業場」での作業により、趣味と実益を兼ね、かつ世代を超えた市民や福祉施設入居者、障害者との交流も図れる「屋根のない福祉」の整備。

(2) 自然に優しいまち

・大掛りな造成を出来るだけ抑制し、積極的に自然地形、土壌、植生を活かした開発。
・市街地を流れる河川に清流を取り戻し、そこに住む人々の触れ合いの場の創出。
・農家と非農家、地域住民が一体となった住民参加型の生き物と共生した田園環境の整備。
・市の公共事業のすべてに対して生物環境アドバイザー制度を導入し、自然と人との共生の構築。
・透水性舗装や浸透升設置などにより雨水の自然循環の回復を図ると共に、防火用水や菜園・樹木への散水、洗車等に利用できる中水道システムなどの導入。
・省資源・省エネルギーのために、太陽電池を用いたソーラー発電システムを導入し、街灯など共用部分の電力節減。

(3) ずっと住み続けたくなるまち

・市街化区域の緑被率を高め、不透水率を減らす事による、緑あふれる住環境の中で、豊な生活・心やすらぐ生活の場の提供。

(4) 新しいメディアを活かすまち

・新しいメディアを生かして、市民、行政、事業所が情報の共有化を図り、それぞれがまちづくりに積極的に参加。
・メイルやインターネットによって、市民の意見、提言などを積極的に市政に反映。
・高度情報通信に関する基盤整備や、商店街と高齢者のネットワーク化を図った社会づくり。

(5) あすを担う子供を育成するまち

・高齢者や地域が協力し、児童・生徒が地域の自然を舞台とした体験学習の場と機会の整備充実。
・これまでの知識重視や与える教育から、児童・生徒が自ら体験し学ぶ意欲が育つ教育環境への抜本的改革。
・地域に根ざした特色ある教育指導ができるような教職員の研修の充実。

(6) 健全で独創的な自治体経営のまち

・行政は自らの判断と責任において、社会経済情勢の変化ならびに市民の要望に柔軟かつ弾力的に対応出来る様体質の強化。
・常に地域や現場におもむくことを基本とする「屋根のない行政」によって、個性豊で活力ある地域社会の構築。
・市民負担を極力抑えながら多用な市民ニーズに答える為、行財政能力の向上と効率的な行政運営体制の確立。
・積極的な行政改革の取組み、健全な財政運営、簡素で効率的な行財政システムの確立。
・市民によるチェック機能を取り入れた評価システムの導入。 
・エコ産業特区の新設や、生き物総合研究センターの設置などうか。

<それぞれにこれまでの検討内容や理事長の持論の説明がありましたが簡単に要旨だけ書きました>

自由意見(発言者はイニシャルのみ)

Kさん

 議論の呼び水として発言します。いつも疑問に想うが、私は彦根に住んで30数年になるが、なぜ頻繁に同和問題の勉強会に自治会から動員されるのでしょうか。私はひこねに住むまで同和問題の存在すら意識した事がなく、帰って差別を促進しかねないのではないでしょうか。

KOさん

 難しい問題だけど、やはり差別が存在するのは事実で解消する為の努力はしなければならない。その事に触れなければ問題が解消するとは言えないのではないでしょうか。

Sさん

彦根は観光資源である彦根城について障害者や高齢者に対する配慮にかけるのではないでしょうか。

Kさん

最近は車椅子で階段を上れるのがあるらしいから、その業者と協力してやればいいのではないでしょうか。

KIさん

先ほどこの町に緑が少ないとご指摘があったが、私も同感です。稲枝に住んでいますが、昔に比べて畑の緑だけで他には何もない。畑も、減反補助金をもらう為に収穫しない豆をまいてほっとくだけ。もっと有効な維持方法があるのではないでしょうか。ODさん・・・彦根の産業構造が変わってしまった。かつてこの町に賑わいをもたらした繊維産業やセメント工場はもう操業していない。過去の繁栄に甘んじて新しい活力を見出す努力をしてこなかったと言えるのではないか。今後も産業の空洞化は日本全体で進むだろう。彦根の町も事業をするため、市民の福祉を向上する為に税収の上がる努力をすべきだと想う。遅きに失した観もあるが、今からでも将来型産業の誘致などの対策を取るべきだと想います。福祉については、市民の立場で与えられる福祉ばかりを望むのではなく、自助、公助、共助のバランスをはっきりお互いが認識する必要があると想います。

Tさん

 未来会議に期待します。私は、最近時間を見て市議会の傍聴などにも出かけるようになったが、市議会議員や市長の仕事には選挙の関係もあって長いスパンで政策に取組む事が難しいのではと感じます。市民がお互いの地域の政策について、時間をかけて将来の事について議論をし合う場が出来るのなら嬉しい。

KJさん

 私は建築業を3代に渡って営んできた。しかし最近の建築については安易に取組み過ぎではないかと想う。有害な化学物質の問題も指摘されながら、しかし一方で古き善き工法が見なおされない事が歯がゆい。

Iさん

公務員の立場で想うことは、もっと納税者が自分の納める税金についての使途に敏感に成るべきではないかということです。

TMさん

私が想像していた会議と少しギャップがあり戸惑っています。

Nさん

 今まで説明のあった方向性の話などは木に例えると幹の部分。方向性ですね。これから皆さんのご意見をどんどん出して頂いて、枝を張り花を咲かせるということでいいのではないでしょうか。

Cさん

 私は医療に従事している。また、私にはダウン症の子供がいる。思うことは、一人の人間に対して行政が対応していただくのに年齢によっと窓口が変わることは分かりにくい。住民が行政の縦割りに合わせるのではなく、国や県の縦割りの弊害を末端の自治体が緩和する工夫が出来ないものでしょうか。また、政治的中立を保ことはこの会としていいことですが、私たちの希望をかなえていただくためには、時に政治行動も必要ではないでしょうか。

Kさん

 この会がいずれ充実してそんな機運が出てきたら、誰かが市会議員に出るとか、そんな事が合ってもいいかもしれませんね。(ちなみに会員の中には市議会議員の方もおられます)

Oさん

 ディスカッションが始まるまでに退席された方からの要望です。先ず、市政に対して市民の声を聴いてほしいとのこと。この会が少なくとも市民の意見を市政に反映出来るように努力してほしい。また、現在の市立病院の今後、更には彦根駅の東口の開発について方向性を示してほしい。公共事業について、利便性を追求することも結構だが、もっと健康的な町づくりの視点に立って行ってほしい。私の希望ですが、オンブスマンなる仕組みは現在まだまだ試行錯誤の状態ではないか。色々あると思うが、粘り強く長期的視野に立ってこの会を育ててゆくべきだ。

議長

残念ながら、時間がきました。副会長から一言ご挨拶を頂いて終わりましょう。

副会長

せっかく貴重な意見も頂いておりますが、時間が参りましたのでこの辺で閉会とします。また、どんどんとHPの掲示板で活発に御議論賜りたいし、私たちに直接でも結構ですのでご連絡頂ければ幸いです。本日は有難うございました。

(長くなりますので要点だけとなりましたがお許し下さい。)

ふるさと彦根未来会議第2回総会 議事録 平成13年1月28日(日) 彦根商工会議所 4F