公開質問

1市3町合併に関する住民投票と住民の意向調査について

1.住民投票について
 民主主義の原則は主権が市民にあることであり、市民の意思を実現するのが、民主主義の目的です。一人一人の市民が主権者・主人であり何者にも所有されたり、抑圧、強制されないことが、自由・平等・博愛・平和を実現し維持し続けるための基本であります。
 議会制民主主義はその市民の意思を実現するための仕組みの一つであって、全てではありません。重大な問題、議会が市民の意思を実現できていないときには直接民主主義の仕組みを活用するのは民主主義の大切な部分です。
 また、市長は住民投票は、市民が感情に流されやすく冷静に判断できないと言われますが、これは市民を侮辱するものであり、また、住民の投票により選ばれた市長や議員自らを否定するものです。
 さらに市長は「住民投票は社会・政治運動的な色彩への懸念」があると言われるが、市民が社会・政治運動をしてはいけないと言われるのでしょうか?基本的人権を否定するものと言え、とても、住民投票を否定する論拠にはなりません。
 また、「イエス・ノーの二者択一になじまない政策も少なくない」とも言われますが、市長が議会で1市3町合併を決定する場合も結局賛成か、反対の二者択一ではないのですか?これも、住民投票に反対できる論拠とは思われません。
 上記により、必要な署名数(有権者の1/50)1,666人を大きく上回る8000人以上の署名のあった住民請求を市長並びに議会が否定するのは民主主義の否定だと考えます。(中途半端に2万人もの市民から新市名のアンケートを採るくらいなら、合併の是非について全有権者の意向を聞いてもらいたい。費用がもったいないなどとは言わせません)
 もし、まだ、1市3町合併のための資料がそろっていないから時期が悪いと言われるのであれば、今からでも、十分情報を提供した上で住民投票を実現してもらいたいがどうされますか?
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                                   」
2.市町合併について、どの程度の住民の意思が反映されているか。
・彦根市と3町の合併については、住民説明会を数十回開き、十分に住民の意見を聞いたといわれていますが、住民説明会に出た住民は延べ何人くらいでしょうか。具体的数字で答えて下さい。
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・多くの住民が無関心か、どうでもいい、あるいは何かを言っても変わらないだろうから仕方がないと思っているように感じられます。住民投票はそうした住民が自分の意思を反映することのできる機会であり、またその投票率などによって関心度合もはかれると思われます。住民投票もやらずに住民の声が十分に反映されていると言い切れるのかどうか、お聞きしたいと思います。

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・市長は十分に住民の意見を聞いたと言われるが、それなら、8000人もの人が署名したことをどう考えますか?
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・8千人の市民が住民投票を求めた請願を否決した時、別の方法で市民の意向を確認すると公約されました。また、現在の市議会議員の多くも、先般の地方選挙の投票の時、合併に対する市民の意向は訪ねるべきだと公約して当選しました。至急彦根市民の意向調査をし、その中に合併に対する賛否を問う質問を入れることを約束して下さい。
「                       」

・現在協議されている合併について反対の立場をとる住民がどれだけいると考えられますか。また、その住民の意志を表現する機会をどのように設けるべきと考えますか。
「                            」
     
1市3町合併について

1.規模について
・地方自治体が大きくなるということは住民1人1人の存在は(投票などの政治行動)反比例して小さくなると思う。地域の特性は彦根ぐらいの自治体でもずいぶんあると思いますが、それも重要ではなくなるのでは。地方自治という考え方と、大きな地方行政組織を目指すことは矛盾すると考えますが、あなたはどうお考えですか?

                                 」
・10万都市が13万都市になることでどのような新規社会資本が必要となり、何を優先的にいつまでに整備する必要があるのか示してほしい。
(合併協議会のマ二ュフェストはなにか)

                                  」
2.対等合併と言うことについて
・市域が広域になることによるメリットをいくつか強調されているが10万人の人口が13万弱になることは、10万都市にすむ住民にとってはそんなに大きなメリットとはいえないし、合併に係わるコストの方が大きいと考えます。人口は、彦根は約12万、3町はそれぞれ8千人余り、対等合併という言葉自体矛盾していませんか。編入合併が当然のこと。3町の住民も、多くの町民が、合併とは彦根市に組み込まれることでしょうと言っています。例えば高校以上の学校は3町には一つもなく、彦根には高校7校、大学3校、殆どの学生が昔から彦根に通っています。また、最近は、自動車の発達で多くの町民が彦根の大型店舗に買い物に来ています。合併しようとしまいとこの傾向は更に進むでしょう。市長は、3町に、対等どころか姿勢を低くして合併を頼み込んでいる態度が見られます。大いに不満です。どう釈明しますか。
 歴史的経済的背景から彦根市民や犬上3町の町民の大多数は彦根市への編入合併だと受け止めているのに、合併協議会関係者だけが対等合併とこだわっているように思われます。その理由を改めて聞かせてください。

            
                                    」
・対等合併すると特例で2年間は旧の町会議員も存続できるとしたら彦根市の28人より3町の45人の方が圧倒的多数になってしまう。合併した場合の議員の任期について2年延長に賛成か反対か。
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3.新市名について
・何故彦根市の名前を変更する必要があるのか。この合併がそもそも対等だと考えるのに無理があると考えるがどうですか。
 新しい市の名前が、現在の「彦根市」以外に決まったら、90%の彦根市民の怒りと失望を買うことは間違いありません。ご承知のように彦根藩以来300年以上、彦根に住んできた人々が親しみ伝えてきたものです。いわば先祖伝来の仏壇を理由もなく捨てるようなものです。あなたは、なぜ新しい市には新しい名前を、などと考えてアンケートなどをしたのですか。彦根市民の多くは苦々しい気持ちでアンケートの実施を眺めてきました。彦根市がなくなるなら、この合併はそれだけで100%失敗です。そう考えませんか。
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                                    」
4.財務について
・合併のメリットが300億円以上の新たな借金をして何かを作ることにあるのなら、新たに借金を作って将来の市民の負債を増やすことよりも、現状でいかに節約できるかを考えた方がよい。
 国と地方の公表されている借金がすでに700兆円を越えて、実は1000兆円位と見積もられており、少子高齢化を迎えて財政に破綻懸念がある現在、今回の国による、合併特例債等のアメによる合併の推進は、新たな、公共事業による地方バラ撒きの施策であり、試算によれば合計30兆円もの新規公共事業の為の施策としか言いようがありません。本当に財政のスリム化を考えるのであれば、先に国レベルでリストラ、効率化を図るべきで、しかも、地方に対して効率化を図れる道筋を示すべきです。
 地方自治の時代と言いながら、補助金や、財源の問題もはっきりしないまま、合併を特例債のアメで進めるのは場当たり的施策としか言いようがありません。
 合併特例債等で新たな借金を増やすことはすでに苦しくなってきている地方財政の破綻の背中を押すものに他なりません。そして財政が破綻すると、まず弱いものにしわ寄せがきます。本当に必要な弱者のための資金が絞られるのです。今本当に経済の活性化のために必要なのは、高齢者が将来の保証を安心して、消費に向かえるような施策です。
 1市3町を推進するものは、1市3町の合併のメリットを示すために該当市町およびその土地開発公社等関係団体を含む財務状況を公開し、5,10年先までの合併しなかった場合と合併した場合のシュミレーションを公表してもらいたいがしますか?どうですか?
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                                    」
・EU誕生の条件として各国は財政規律などの基準をまず設けたと聞きました。対等合併ならば、財政的にも条件が一致していなければならないと思います。内政干渉ではなくて合併条件として各自治体が厳しい統一基準の下で協議する必要があると考えます。そうした統一基準がありますか?あるとしたらどういう内容ですか?
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                                    」
・合併条件の一つに、財政基盤を強化がありますが。これは大事なことです。国が各市町の合併を促進している唯一の大きな理由は、国、地方を合わせて、約700兆円の累積赤字債務があり、これの減少を図る手段のひとつとしている。最初は合併補助金などを出すが、その後は交付金や補助金の減額を意図している。
合併協のHPにあるように、3役や教育長を1人に統合して、約8千万円減、新市の議員を定数の34人に限るとして約9千万円減、職員を何年かかけて100人減らして4億円減とありますが、1市3町合わせてでは大変少ない。合併協に2人も臨時職員をすでに雇用し、合併協の運営費にすでに昨年3千6百万、今年には6千500万円の予算を計上している。協議だけでもう1億円も使っています。合併については、市民に自治会を通じて周知してあると鳥居本で言っていましたが、今年度の広報公聴費に1,975万円も計上しているのはなぜですか。合併後、1市3町の現在の歳出を合わせたものより、どれぐらい減らせると約束できるのですか。

                                  」
5.豊郷町の問題。
・合併推進協議会が発足して以降、豊郷小の問題で豊郷町はさまざまの混乱が生じています。つまり、当初と比べ、状況が変わってきているというべきです。
 たとえば、豊郷小はいま新築工事が強行されようとしていますが、人口などから考えて、豊郷地区に二つも小学校が必要と思えません。もし合併した場合、新しい学校の建設にかかる債務などが、新しい市の財政上の負担にならないでしょうか。このような問題を考えても、豊郷町を含めた合併について住民の意識は変わってきているのではないか、と思われます。あらためて住民投票などにより、住民の意向を確認するのは決して無駄ではないと考えますが、どうですか?

                                    」
・合併によるリストラ効果よりも、新たな債務を増やし経費も大幅に増え、3町の箱物作りに協力するだけのことではないか。特に豊郷町の学校建設に絡む一連の報道はとてもいい印象を与えない。合併するのであれば学校の再編なども視野に入れて考えるのが常識的な進め方ではないか。その町長が合併後の新市長選挙に立候補するとの話も聞かれる。対等合併を目指すのなら豊郷町政について意見を述べることはごく自然のことだと考えるが、そもそも豊郷町に二つの小学校が必要なのですか。学校建築の債務を彦根市民が負担することにすんなり同意できない。豊郷小学校問題についてどのように考えるかお答えいただきたい。
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彦根駅東口開発の問題について

・先日近江絹糸跡地の商業施設計画について、商店街連盟・商工会議所から抗議があり市長も困惑しているとの報道がありましたが、先ほど開業した近江プラザホテル跡地の商業施設には何も言わないのは何故でしょうか?一般市民にはダブルスタンダードに見えます。また、近江絹糸跡地は先の東洋繊維工場跡地と併せて彦根城を中心とした市民公園のアイデアもありましたのに無為で来てしまった事への反省なのでしょうか?
 さて、今回の商業開発は民間のものであり法的には反対しがたいのではないかと思いますが、表題の彦根駅東口の開発はバブル期の発想で、今となっては無用の長物、税金の無駄遣いであると思います。また、維持費等で将来の負担も発生します。さらに、合併後の新市庁舎にとの思いがあるのならもってのほかです。東側の住民の利便のためなら、すでに橋上駅なのですから東口を造れば十分だと思います。
 今すぐにも中止する勇気が必要だと考えますがどうお考えですか?

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