« 役職 | メイン | 規制 »

黄沙

 昨日は東京など広い地域で、7年ぶりに黄沙が観測されたそうです。彦根は数日前、確か4月8日ぐらいがとてもひどいものでした。私は、もう10年近く前になりますが、中国内モンゴル自治区で、砂漠緑化活動に参加したことがあります。果てしなく広がるクブチ沙漠を前にしたとき、地球規模の環境問題が、如何に人類あげて取り組まなければならないか、痛感させられました。当時、参加者の先頭に立った、鳥取大学の遠山教授(故人)は、中国人に対する挨拶の中で、「台湾のことで摩擦を生み、軍事に予算を費やすのではなく、沙漠の緑化や農業振興をすれば、平和裏に国力を高め、人民が幸せになるではないか。」 という趣旨の発言をされていました。実際に、長い間彼の地で、砂漠緑化に取り組んだ人であればこそ、であります。ジャン.ジオノ作の樹を植えた男の観がありました。あれからどれくらいのポプラが、日中協力の下に、クブチの沙漠に根付いたかわかりません。ただ、霞んだ空を眺めながら、私の植えたポプラに想いを馳せていました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hikone.to/okubotakashi/blog/mt-tb.cgi/11

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)