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人権教育

 昨日、彦根市が主催する『人権市民の集い』が開催されました。過去10年ぐらい毎年出席していますが、年々大変工夫されて面白い集会となっています。他方、一般市民の間には、こうした集会に動員されることに抵抗を感じる方も大変多いのです。兎に角、人権集会とは同和問題解決のためであるとの受け止め方が支配的で、同和対策特別措置法が期限を迎えてからは、何故この問題を役所が引きずっているのかとの発言をよく聞きます。確かに、自治会の役職などに就いたがために休日を割いて会場に足を運ばなければならないことに、納得がいかないこともあるでしょう。しかし、実はこの問題は、地域社会での棲みやすさを向上するためには、誠に重要な問題だと私は思っています。話は飛躍するかと思いますが、例えば法律上は廃止されてもなお、厳然とした差別制度を持つインドなどの国では、優秀な人材の国外への流出が止まりません。支配者が社会の安定のために築いた制度が、今は社会の不安定化の要因になっているとの見方が出来ると思います。グローバルに人が移動する時代。人それぞれがそれぞれの立場を尊重しあう、お互いに居心地よい社会を作ることは、ハード面の社会基盤の整備に劣らず、自治体に課せられた重要な課題だと考えます。

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